ターゲット ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?

2016年03月05日

ターゲット ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?

『ターゲット ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?』

著者:ジェローム・シュシャン
単行本(ソフトカバー): 180ページ
出版社: 高橋書店 (2016/2/3)
言語: 日本語
ISBN-10: 4471401033
ISBN-13: 978-4471401030
発売日: 2016/2/3
商品パッケージの寸法: 18.4 x 12.8 x 1.8 cm

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■内容(より)

フランス人社長が日本で成功した「正射必中」のビジネス論

---弓道精神から学んだ古くて新しい成功の法則! ---

「仕事がうまくいかない」 そんな悩みを抱えたビジネスマン達におくる自分が
「幸せ」になれる仕事の仕方、考え方のヒント満載!

【「売り上げ」は仕事本来の目標ではない! ストレスから解放され、仕事が楽しく
なる「正射必中」のアプローチ。】

日本発信の高級ソフトクリーム、マルチチャネルでの販売、シーズンごとに
新しくなるバレンタインパッケージ……。

フランス人社長が日本のマーケットで次々と送り出したヒットの背景には、
「弓道」をはじめとする日本人の伝統的な考え方、道徳観にあった。

日本と出会い、弓道と出会い、キャリアを重ねるうちに、実績が注目を集め、
2010 年にゴディバ ジャパン社長に就任したジェローム・シュシャン氏。

フランス人ながら弓道歴25 年、国際弓道連盟理事も務める彼が、日本のビジ
ネスの心≠ニ、そこから導き出される「正射必中」のビジネス成功の掟を、
実際のビジネス例とともに、弓道の言葉になぞらえて綴る、初めての著書。

【ビジネス成功の秘訣を、弓道の考え方から解説! 】

著者が弓道の教えから得たビジネスを成功に導く考え方≠20本のビジネス
格言で表し、自身の体験や考え方、実践してきたビジネス戦略などを交えて
詳しく解説。

基本的なビジネスの姿勢から、老舗ビジネスとイノベーション、セカンド
ライフについてなど、多くのビジネスパーソンに役立つ内容です。

各節の見出しに英訳付き。

【外国人だからこそ分かる、日本人の強みと弱点】

弓道を25年続けるフランス人の著者だから分かる、日本人の素晴らしさと、
それをビジネスに生かす方法を、「第1章 ヒットを生む法則」「第2章 日本とビジネス」
「第3章 人生を楽しくする仕事の仕方」の3章に分けて解説。

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■つぶやき

本書は献本ということで、R+(レビュープラス)さんよりいただきました。
ありがとうございます!

私は純粋な日本人です。
本書を手に取る方の大半もそうなのでしょう。

弓道の教えが、ビジネスとい領域において大いなる示唆を与えてくれる
というのが、本書の基本通念になります。

正射必中、一射人生等々

こういった精神、倫理観は我ら日本人にとってはなじみ深いというか
幼い日々に、親や親族、教師や周囲の人達から埋め込まれ、日本人が
少なからず持っているベースとも言える価値観なのだと思っています。

もちろんこれは主観であり、反論のある方もいらっしゃるとは思います
が、本書を読んでも日本人であればそんなに違和感を感じないのでは
ないかと思います。

ただ、あまりにも当たり前という感覚が強く、それを積極的にビジネスに
活用していこうとしてる人も少ないのかもしれません。

そんなこと言わなくてもみんな分かるだろう。
だからあえて言葉にする必要なない。

そんなふうに思う方もいるのかもしれません。

しかし、現代はいよいよグローバル化が進み、文化や背景の違う他人と
物事を進めていく時代。
国が違うなんてのもちろん、世代によっても全くといっていいほど
価値観が違うのが当たり前の世の中です。

そんな環境の中で、以心伝心、言わなくても分かるは通じなくなってる
と言っても言い過ぎではないでしょう。

そんな中でフランス人である著者が日本の伝統武道の教えをビジネスの
理念として掲げ、5年間で売上を二倍にしたと知り、少なからず衝撃を
受けました。

知っているのと実行するのでは大きく違うのだと、自己の文化に誇りを
持ち、それを最大限に活用することで大きな成功を手にできることを
教えてもらいました。

考え方を変えれば、外から(今回はフランス人から)の目線、異文化の
中で生きてきた著者だからこそ見ることの出来た訓示だったのかもしれ
ません。

私は本書を読んで、合理性を追求する言わば欧米的なロジックも確かに
必要ですが、日本古来の道徳観に裏打ちされた考え方にも成功へのきっかけ
が潜んでいることに気付くことができました。

弓道を究めれば、ビジネスもうまくいく、というほど短絡的ではないことは
十分承知ですが、身体に染みついた日本人としての考え方も大いなる
可能性を秘めていることを再確認できた、大きな収穫だったと思います。

まずは心を静め、自分自身が射るべき的は何なのかをじっくり考えて
みます。


by なんちゃって読書人

posted by なんちゃって読書人 at 18:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする