スノーデンファイル

2014年06月17日

スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実

『スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実』

著者:ルーク・ハーディング』
翻訳:三木俊哉
単行本: 336ページ
出版社: 日経BP社 (2014/5/16)
言語: 日本語
ISBN-10: 4822250210
ISBN-13: 978-4822250218
発売日: 2014/5/16
商品パッケージの寸法: 18.8 x 13 x 2.6 cm

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■内容(「BOOK」データベースより)

全世界のメール、SNS、通話は、米国NSAの監視下にあった―スノーデンは
衝撃の事実を次々と語った。

米国政府の情報収集活動の実態を暴き、2014年のピュリッツァー賞に輝いた
『ガーディアン』紙が描く舞台裏の攻防。

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■つぶやき

本書は献本ということで、R+(レビュープラス)さんよりいただきました。
ありがとうございます!

普段の日常生活での電話での会話、メール、ネットの閲覧等々これらが
全てが何者かによって監視されていたとしたら、しかもその監視者が
あまりにも巨大だとしたら。

そんな何かの冗談のような真実がエドワード・スノーデンという一人の
情報工学者によって明らかにされる。

本書はスノーデンの機密情報暴露に至るまでの、関係者たちの攻防を
紹介しています。

まさに衝撃の事件なのは間違いありませんし、その裏舞台でこんなにも
様々な人間関係やせめぎ合いが繰り広げられているのだとは思いもより
ませんでした。

情報化社会と呼ばれる昨今、情報の価値にしても、量にしても依然と
比べ物にならないくらいになっているのでしょうけど、その膨大な
情報をすべて把握しているなんて、まるで作り話のようでもあります。

しかも、他国の首相にまでその監視の対象になっている。
信じられませんよね。

テロを未然に防ぐという大義名分のもと、法の拡大解釈によってまさに
やりたい放題。

しかし、これは全て実話なんです。
佐藤優氏が、「事実は小説より奇なり」と巻頭で述べていますが
まさにその通りだと思います。

技術が発達し、通信手段も格段に早く、格段に便利になりました。
しかし、その恩恵を受ける一方で、組織のデータ、個人個人の情報
を根こそぎ持っていかれることが可能になってしまったわけです。

今回スノーデン氏の勇気ある行動により、事実が明るみになったわけですが
こういったことはアメリカの一ケースでは収まらないような気もします。

いつ自国が私自身を監視し始めるのか分かりませんし、もしかしたら
既に・・・。自分には関係ないよ、なんて言ってられません。

便利になり続ける通信インフラ。情報発信が容易になり続けるわけですが
その恩恵にあずかれる反面、リスクも同時に付きまとう、頼れるものは
自分だけ、というとちょっと大げさなのかもしれませんが、今まで以上の
情報リテラシーと自己責任が必要になっているのかもしれません。

この衝撃的な暴露事件は未だに収束の様子を見せませんし、むしろ
あやふやな結末を迎えてはならないように思います。

良からぬ企てを未然に防ぐための防衛策としての情報の監視。
それを完全否定はしませんが、どの範囲までをその対象にするのか、
それを今一度じっくり考えていかなければいけないと思います。

個人のプライバシーがどのように取り扱われ、どう守られていかなければ
ならないのか。そして、自分自身がどのように情報と向き合っていかなければ
ならないのか・・・そんなことを考えずにはいられない一冊でした。

ぜひともご一読を!


by なんちゃって読書人
posted by なんちゃって読書人 at 06:23 | Comment(1) | TrackBack(0) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

世界皇帝 ディヴィッド・ロックフェラー 死亡 金星人(−) 毎年8,9,10月が大殺界 広島、長崎への原爆投下を今も謝罪しないアメリカに、反アメリカ感情を今こそ噴出せよ。 アメりカの洗脳広告代理店である電通を使った、テレビ、新聞、週刊誌、ラジオ等の、見事な洗脳に晒され続ける日本人は、自分自身の脳、すなわち思考そのものを点検せよ! 我々はハッ、と気付いて用心し、注意し、警戒すれば騙されることはない。 すべてを疑うべきなのだ!
Posted by 脱洗脳報道なら副島隆彦の学問道場 at 2014年07月31日 07:33
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